iPhoneのギガの減りが異常に早いなら、モバイルデータ通信の設定を確認しましょう。
iPhoneには、
- WiFiアシスト機能
- 写真やミュージックの同期設定
- APP(アプリ)のバックグラウンド更新
など知らないうちにギガを使う機能がありますが、ギガを使わないように変更可能です。
他にもインスタグラムやYoutube、LINE、Twitterなどの設定を見直すとギガの減りを少なくすることができます。
iPhoneの設定を見直す
WiFiアシストを無効にする
iOS9以降のiPhoneには「WiFiアシスト」という機能が搭載されています。
WiFiアシストとはWiFi通信が不安定な場合に自動的にモバイルデータ通信に切り替わる機能ですが、これが有効になっていると知らないうちにギガが使われてしまいます。
勝手にギガを使われないように、WiFiアシストをオフにしておきましょう。
Wifiアシストの設定は「設定」→「モバイル通信」の一番下にあります。
画面のようにWi-Fiアシストの項目がグリーンに場合はWiFiアシストが有効なので、これを無効(グレー)にしましょう。
写真やミュージックの同期設定を確認する
写真やミュージック、ビデオにもギガを使って自動的に同期する設定があります。これが有効になっていると勝手にギガが減ってしまいますから、WiFi環境でのみ同期するように変更しましょう。
写真の設定変更の仕方は以下の通りです。
「設定」から「写真」を開き、その中の「モバイルデータ通信」と「アップデートの制限なし」を無効にすればOKです。
設定から写真を開く
写真を開いたらモバイルデータ通信の項目を選択
モバイルデータ通信を開く
モバイルデータ通信、アップデートの制限なしがそれぞれ有効(グリーン)になっていないか確認しましょう。有効になっているなら、両方とも無効(グレー)にしましょう。
ミュージックやビデオにも同様の項目がありますので、それらも無効にしましょう。
APP(アプリ)のバックグラウンド更新の設定を確認する
APP(アプリ)のバックグラウンド更新についてもモバイルデータ通信時は無効にするようにしましょう。
これが有効になっていると1日で1ギガ以上のギガが減ることもあります。
ギガが異常に減るのを防ぐためにもAPPのバックグラウンド更新を無効にしておきましょう。
設定の仕方は以下の通りです。
APPのバックグラウンド更新がモバイルデータ通信で有効になっていないかも確認しておきましょう。
「設定」の中から「一般」を選ぶ
「一般」の中から「APPのバックグラウンド更新」を選択
「APPのバックグラウンド更新」がオンになっていないか確認する
画面のように「APPのバックグラウンド更新」がオンになっていないか確認します。オンになっているとモバイルデータ通信を使ってバックグラウンド更新をされてしまいます。この設定をWi-Fiのみ変更しましょう。
「APPのバックグラウンド更新」をWi-Fiのみに変更する
オンの部分を選択すると、バックグラウンド更新の設定が可能です。この設定を「Wi-Fi」のみに変更しましょう。
Wi-Fiの項目を選ぶと右にチェックマークがつきます。
「APPのバックグラウンド更新」がWi-Fiと表示されればOK
以下の画像のようにAPPのバックグラウンド更新の右にWi-Fiと表示されればOKです。APPのバックグラウンド更新がWi-Fi時のみ有効になり、モバイルデータ通信を使って更新されないようになります。
APPのバックグラウンド更新の設定は以上です。
各種アプリの設定を見直す
インスタグラム、Youtube、LINEやTwitterなど動画や写真が多いアプリはギガの消費が多いです。
動画や写真の画質を落としてギガをなるべく使わない設定に変更しましょう。
インスタグラムは「データ使用量を軽減」を有効にする
インスタグラムでは「データ使用量を軽減」という機能を有効にするだけで、ギガの減りを抑えることができます。
「データ使用量を軽減」の設定方法は以下の手順で可能です。
右下の人物アイコンを選択しプロフィールを表示
インスタのアプリを開いたら、ホーム画面から右下の人物アイコンを選択しましょう。
以下のようにプロフィールページが表示されます。
プロフィールページ右上にある「メニュー(三本線)」を開く
プロフィールページが開いたら、右上の「メニュー(三本線)」を開きます。
右下の「設定」を開く
メニューが表示されたら右下の「設定」を開きます。
「アカウント」を開く
一覧から「アカウント」を開きましょう。
「モバイルデータの使用」を選択
続いて一覧から「モバイルデータの使用」を開きましょう。
「データ使用量を軽減」の右側が青くなっていたら有効
モバイルデータの使用ページでは「データ使用量を軽減」が表示されます。
「データ使用量を軽減」の右側が青くなっていたら有効です。
Youtubeの画質設定を変更
Youtubeの動画の画質を変更することでギガの減りを少なくすることができます。たとえば標準画質(360p)を再低画質(144p)に変更すればギガの減りを半分程度にすることができます。
設定変更の仕方はYoutubeアプリの設定画面から画質を選べば可能です。
Youtube動画の右上から設定画面を開く
一覧から「画質」を選択
Twitterでは動画の自動再生を無効にする
Twitterも設定でギガの消費を減らすことができます。Twitterでは初期設定のままでは動画を自動再生するように設定されていますが、これを無効にしましょう。
Twitterアプリ左上の、自分のアイコン画像を選択
設定から「設定とプライバシー」を選ぶ
「設定とプライバシー」の中から「データ利用の設定」を選ぶ
「データ利用の設定」で「動画の自動再生」と「高画質動画」の項目を設定
それぞれ、以下のように変更しましょう。
- 動画の自動再生を「Wi-Fi接続のみ」に変更
- 高画質動画を「Wi-Fi接続のみ」に変更
LINEでは写真の画質や動画自動再生を変更する
LINEアプリでもギガの消費を減らす設定があります。
写真の画質や動画の自動再生をオフにすることでギガの消費を減らすことができます。
設定の方法は以下の通りです。
管理画面から、歯車アイコンを選んで「設定」を開く
「設定」から「写真と動画」の項目を選ぶ
「写真と動画」の項目を選ぶ
写真と動画からそれぞれ、上の画像のように変更しましょう。
- 送信する画質 → 標準
- 写真を自動ダウンロード → オフ
- 動画の自動再生 → Wi-Fiのみ
- Live Photosを送信 → オフ
LINEの設定は以上です。
【よくある質問】iPhoneのギガの消費が激しいときはこれをチェック!
モバイルデータの消費が異常に早い原因は様々です。以下にいくつかの可能性を示します。
データ通信量の多いアプリやサービスを使用している。例えば、ビデオストリーミングやライブ配信などを行うアプリやサイトを使用すると、データ通信量が大幅に増えることになります。
1.バックグラウンドでのデータ通信が多い。スマートフォンは常にアプリやサービスをアップデートしたり、位置情報を取得したりするため、バックグラウンドでもデータ通信が行われることがあります。
2.データ通信制限を解除していない。スマートフォンには、データ通信を制限する機能があります。これを有効にしていると、アプリやサービスがデータ通信を行えなくなります。
3.パケット漏れが起きている。スマートフォンやモバイルルーターなどでは、通信が不安定な場合にパケット漏れが起きることがあります。これにより、データ通信量が増えることになります。
4.ウイルスやマルウェアがインストールされている。スマートフォンにウイルスやマルウェアがインストールされていると、不正な通信が行われることがあります。これにより、データ通信量が増えることになります。
上記の原因を確認して、適切な対処を行うことで、iPhoneのモバイルデータの消費を抑えることができます。
意外と多い?iPhoneのギガ消費が多い理由と実体験
私自身、周りにiPhoneを使っているけど意外な理由でギガの消費が多い人の話をよく聞きます。
以下に、実際に体験した意外な理由を示します。
データ通信の設定を間違えている。スマートフォンには、データ通信を有効にするかどうかを設定できる機能があります。もし、この設定を無意識に間違えていると、データ通信が行われてしまい、消費が増えることになります。
スマートフォンが自動的に Wi-Fi に接続していない。スマートフォンは、Wi-Fi に接続できる環境であれば、常に Wi-Fi を優先してデータ通信を行います。しかし、Wi-Fi に接続できない場合や、Wi-Fi 接続が切れている場合は、モバイルデータを使用して通信を行います。そのため、Wi-Fi 接続を自動的に行わずに、常にモバイルデータを使用していると、データ通信量が増えることになります。
マルチタスクをしている。スマートフォンでは、複数のアプリやサイトを同時に使用することができます。しかし、このようにマルチタスクをすると、データ通信量が増えることがあります。
大容量のファイルをダウンロードしている。スマートフォンでは、大容量のファイルをダウンロードすることができます。しかし、このように大容量のファイルをダウンロードすると、データ通信量が増えることになります。
上記のように、意外な原因でもモバイルデータの消費が増えることがあります。